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「建物の貸し借りの話だと思っていたら、賃貸人の地位の話だった」賃貸借の問題【宅建】

令和5年 第12問目 宅建試験

建物の賃貸借契約に関する問題です。

選択肢2を見たとき、

「賃料を減額しない特約がるなら、有効では?」

と感じました。

いったん約束しているなら、

その特約は尊重されそうに見えました。

ただ、

あとで事情が変わった場合は、

協議や請求ができそうとも思いました。

一方で選択肢3は、

文章が長く、

賃貸人、譲渡人、譲受人、留保などが出てきて、

そもそも何を聞いているのか分かりにくく感じました。

他の選択肢は賃料の話に見えていたので、

選択肢3だけベクトルが違うにように見え、

選択肢2を選びました。

どこでズレたか

今回のズレは、

建物の貸し借りに関する条件だと思って、

問題全体を見ていたことです。

選択肢3は、

建物をどう貸すかではなく、

賃貸人の地位が移るかどうか

の話でした。

分かりにくいから

一つだけベクトルが違う

という理由で、

他の選択肢から妥当なものを選んでいました。

戻り先

迷ったら、

「これは貸し借りの条件の話か?賃貸人の地位の話か?」

に戻ります。

※ 戻り先は、ご自身が印象に残った言葉に置き換えても使えます。

制度確認

賃料が不相当になった場合、

当事者は賃料の増減額を請求できる場合があります。

「減額しない」という特約で、

借主側の減額請求を完全に封じることはできません。

また、

賃貸借の目的物が譲渡された場合でも、

当事者間で賃貸人たる地位を譲渡人に保留し、

譲受人が譲渡人に賃貸する行為をしたときは、

賃貸人の地位は譲受人に移転しません。

「理解しているのに間違える」
「2択まで絞って、最後で外す」

このどちらかに当てはまるなら、

原因は知識ではなく“判断のズレ”です。


理解しているのに間違える人の3つのズレ【宅建】