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「賃料は別財産」で止まって、発生時点を見落とした相続の問題【宅建】

令和5年 第1問目 宅建試験

相続と遺産分割に関する問題です。

判例文を読んだとき、

「賃料債権は遺産とは別の財産になる」

という部分は拾えていました。

そのため、

不動産そのものと、

そこから発生した賃料債権は、

別に考える問題だと思いました。

選択肢1と4も、

「賃料債権は別財産の話について書いてある」

で止まってしまい、

なんとなくで、4を選んでいました。

どこでズレたか

今回のズレは、

「賃料債権は別財産」で判断を止めたことです。

見るべきだったのは、

その賃料が、

遺産分割の前に発生したのか?

後に発生したものなのか?

でした。

選択肢1は、

相続開始から遺産分割前までに発生した賃料の話。

選択肢4は、

遺産分割の後に発生した賃料の話。

同じ賃料債権でも、

発生点が違うため、論点が変わります。

戻り先

迷ったら、

「その賃料は、遺産分割の前か?後か?」

に戻ります。

制度確認

相続開始から遺産分割までに発生した賃料債権は、

遺産とは別の財産として、

各共同相続人が相続分に応じて取得します。

一方で、

遺産分割の後に発生した賃料債権は、

その不動産を取得した相続人に帰属します。

「理解しているのに間違える」
「2択まで絞って、最後で外す」

このどちらかに当てはまるなら、

原因は知識ではなく“判断のズレ”です。


理解しているのに間違える人の3つのズレ【宅建】