令和6年 30問目 宅建試験
この問題は、
クーリングオフができるかどうか、
の問題でした。
選択肢3も少し迷いましたが、
最終的には
2と4の2択で判断しました。
どこで迷ったか
選択肢4は、
「銀行で契約した場合、
クーリングオフできない。」
という内容でした。
ここで私は、
銀行で契約しているなら、
簡単に解除できないのでは?
と感じました。
場所としても、
重要な契約をするイメージがあり、
クーリングオフできない方向に見えました。
どうやって判断したか
ただ、
ここで一度戻りました。
この問題は、
場所のイメージではなく、
制度の基準で判断する問題です。
クーリングオフで見るべきなのは、
「どこか」ではなく、
「その場所が誰の主導で選ばれたか」
です。
選択肢2の場合
選択肢2は、
自分の勤務先の事務所で契約した場合です。
これは、
買主が自ら申し出てその場所を選んでいる状態
です。
買主が主導なため、
クーリングオフはできません。
選択肢4の場合
4は、
銀行で契約した場合です。
銀行は、
業者の事務所でもなく、
買主の申出による場所としても扱われるわけでもありません。
つまり、
どちらの主導でもない中立の場所
です。
そのため、
クーリングオフはできます。
選択肢3の場合
3は喫茶店です。
最初は、
「自分で場所を決めたならダメでは?」
と考えました。
ここでの「申出による場所」とは、
単に自分で選んだ場所ではなく、
買主が主体的にその場所で契約することを申し出た場合
を指します。
喫茶店での契約は、
そのような扱いにはならないため、
クーリングオフは可能です。
戻り先
クーリングオフは、
「場所の種類」と「申出の有無」をセットで見る。
に戻ります。
① 業者の事務所
→ その時点で不可
② 買主の申出による場所(自宅・勤務先など)
→ 不可
③ それ以外の場所(喫茶店・銀行など)
→ 可能
まとめ
今回の問題は、
場所のイメージで判断するとズレる問題でした。
・銀行 → 重要そう → ダメそう
・喫茶店 → 自分で選んだ → ダメそう
こう考えるとズレます。
必要なのは、
誰の主導でその場所が選ばれたか
という視点です。
場所の雰囲気ではなく、制度の基準で判断する
制度確認
宅地建物取引業法におけるクーリングオフは、
宅建業者の事務所等以外の場所で契約した場合に、
一定期間内であれば解除することができます。
クーリングオフは、
「場所・申出・終了条件」
この3つで整理できます。
ただし、
どれでズレているか分からないまま解くと、
また別のポイントで外します。
迷ったときは、
どこでズレているかを先に整理する必要があります。
クーリングオフで迷う原因をまとめた記事は、