令和6年 3問目 宅建試験
共有の問題で、
私は最初、
「変更だから条件が重くなるはず」
と考えていました。
ただ、その“重くなる”の中身を、
正しく捉えられていませんでした。
目次
見るべきポイント
この問題のポイントは、
共有物の変更の同意要件です。
共有では、
行為の種類によって必要な同意が変わります。
・保存行為 → 単独でできる
・管理行為 → 持分の過半数
・変更行為 → 全員同意(原則)
ここで止まれれば、
今回の問題は崩れません。
さらに重要なのは、
変更の中でも分岐があることです。
変更行為でも、
・軽微な変更 → 持分の過半数
・重大な変更 → 全員同意
問題文には、
「形状又は効用の著しい変更」
と書かれていました。
これは、
軽微ではなく重大な変更です。
つまり、
全員同意が必要になります。
どこでズレるか
今回ズレやすいのは、
「変更=条件が重くなる」
というイメージだけで処理してしまうことです。
私は以前、
変更=3分の2くらい
という感覚で覚えていました。
でも実際は、
段階的に重くなるのではなく、
一度「全員同意」に飛びます。
さらにそこから、
軽微な変更だけが例外として
緩くなります。
順番が逆です。
戻り先
共有で迷ったら、
「これは変更か?」
に戻ります。
変更に当たる場合は、
原則として共有者全員の同意が必要
その後で、
軽微かどうかを確認する。
・軽微なら過半数
・それ以外は全員
この順番を崩さないようにしましょう。
まとめ
今回の問題は、
共有物の変更の扱いを
正しく分けられるかどうかでした。
・変更は原則、全員同意
・軽微な変更だけが例外になり、過半数以上
「重くなる」ではなく、
「一度最大にしてから例外で下げる」
この構造で見れると、
判断が安定します。
同じように、
「理解しているのに間違える」
と感じた方はこちら
→ 理解しているのに間違える人の3つのズレ【宅建】