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農地で「知事まで?」と思った瞬間、“仮”登記を見落とした問題【宅建】

令和6年 21問目 宅建試験

問題文を読んだとき、

複数の選択肢の中で迷いました。

特に気になったのは④です。

農地の賃貸借について、

「知事の許可」が必要とされている点がありました。

目次

なぜ迷ったのか

選択肢4を見たとき、

「ここまで厳しいの?」

と感じました。

農地の話ではあるものの、

・知事(都道府県レベル)が関与する

・手続きとして重そう

という印象があり、

「少しやりすぎでは?」と違和感を持ちました。

一方で、

選択肢1は、

仮登記に関する話でしたが、

「売買契約が前提なら許可は必要では?」

と考え、深く検討しませんでした。

なぜ間違えたのか

今回のズレは2つあります。

① 「重そう」で判断していた

選択肢4は、

「知事の許可」という強い制度が出てきます。

そのため、

「そこまで厳しくする必要あるのか?」

と、制度の“重さ”で判断していました。

しかし、宅建では、

制度の強さや規模感は判断材料になりません。

農地の賃貸借の終了は、

強く制限される分野なので、

知事が関与しても不自然ではありません。

② 「仮」を見落とした

選択肢1のポイントは、

仮登記であることです。

仮登記は、

権利を移転するものではなく、

将来の登記を保全するためのものです。

つまり、

まだ権利は動いていない状態です。

農地法の許可が必要なのは、

実際に権利が移転するときです。

したがって、

仮登記の段階では許可は不要です。

戻り先

迷ったときは、

「実際に権利は動いているか?」

に戻ります。

仮登記なのか、本登記なのかで、

必要な手続きは大きく変わるからです。

まとめ

今回は、

・制度の重さ(知事)に引っ張られた

・「仮」という条件を見落とした

ことで判断がズレました。

宅建では、

「重そう」「厳しそう」といった印象は

判断の根拠になりません。

制度確認

仮登記は、

将来の登記を保全するものであり、権利を移転するものではありません。

そのため、

農地法の許可は不要です。

同じように、

「理解しているのに間違える」

と感じた方はこちら
理解しているのに間違える人の3つのズレ【宅建】

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