令和2年 12月 39問目 宅建試験
この問題は、
クーリングオフができるかどうかの内容でした。
選択肢1と4で迷いましたが、
最終的には、
1が誤りでした。
どこで迷ったか
選択肢1は、
代金が全額支払われていることを理由に、
クーリングオフを拒むことができる
という内容でした。
私は、
「全額支払っているなら、
もう後戻りできないのでは?」
と思いました。
また、
Aの事務所で契約していることから、
「事務所で契約しているならアウトでは?」
とも考えました。
どこでズレたか
この問題の起点は、
「申込みがどこで行われたか」です。
今回は、
仮設テントで申込み(クーリングオフ対象)
となっています。
そのため、
途中で事務所で契約していても、
クーリングオフは否定することができません。
つまり、
申込みの段階が起点であり、
途中の事務所は上書きされません。
次に終了条件です。
クーリングオフができなくなるのは、
代金全額の支払い + 物件の引渡し
→この両方がそろった場合です。
しかし今回は、
代金は支払っているが、引渡しはされていない
状態です。
そのため、まだクーリングオフは可能です。
したがって、
「全額支払い」を理由に拒むとする
選択肢1は誤りになります。
選択肢4で迷った理由
選択肢4は、
宅建業者ではないハウスメーカーの事務所で契約した場合です。
ここで私は、
「業者の事務所だからダメでは?」
と引っ張られました。
しかし、問題文をよく読むと、
その業者は今回の取引に関与していません。
つまり、
宅建業者ではあるが、この取引では第三者の場所です。
そのため、クーリングオフは可能になります。
まとめ
今回は、
・申込みの場所を見ずに、契約場所に引っ張られたこと
・全額支払いだけで判断してしまったこと
がズレの原因でした。
つまり、
・「契約が進んでいる=戻れない」という思い込みと
・「返金には猶予があるはず」という思い込み
で判断してしまっていました。
クーリングオフでは、
・申込みの場所が起点
・途中の契約場所では上書きされない
・「全額支払い+引渡し」で終了
この順番に戻ることで、
判断が安定します。
制度確認
クーリングオフは、
申込みが宅建業者の事務所等以外で行われた場合に適用されます。
また、
代金全額の支払いと物件の引渡しの両方が完了すると、
クーリングオフはできなくなります。
クーリングオフは、
「場所・申出・終了条件」
この3つで整理できます。
ただし、
どれでズレているか分からないまま解くと、
また別のポイントで外します。
迷ったときは、
どこでズレているかを先に整理する必要があります。
クーリングオフで迷う原因をまとめた記事は、