盛り土の問題を解いていたときのことです。
問題文を読んでいて、
「盛り土」
という単語が出た瞬間に、
「ああ、あの規制の話か」
と、頭の中で分類が完了しました。
この時点で、問題文を最後まで読む前に、
方向性を決めていました。
選択肢2を選んだ理由
選択肢②を見たとき、
「参考書で見た形式に近い」
と感じました。
完全に一致している確信があったわけではありません。
「盛り土の問題なら、こういう規制があってもおかしくない」
という感覚がありました。
その瞬間、
選択肢②を正解候補として固定していました。
ここが今回の分岐点でした。
この問題は、次のタイプの人に刺さります。
・問題文を読んで途中で答えが見えた気がする
・「それっぽい」選択肢を見つけると安心する
・確認せずに次へ進んでしまう
暗記ミスではなく、
問題を解くのを早く終わらせたい人ほど起きるミスです。
どこでズレたか
他の選択肢も一応読みました。
しかし、正解を探すためではなく、
「選択肢2以外が間違っている理由」を探していました。
検証ではなく、
選択肢2の正当化になっていました。
この時点で、判断は終わっていました。
なぜズレたのか
このミスは、
盛り土の制度を知らなかったから起きたわけではありません。
問題は、
仮説の段階で、確定してしまったことです。
「盛り土」→「見たことある内容だ」→「この選択肢っぽい」→確定
この流れです。
本来必要だったのは、
「本当にこの問題は、その話なのか」
を確認することでした。
でも、「わかった気になった瞬間」に、
考えることをサボっていました。
「理解したつもり」は危ない
宅建の問題は、
知らないから間違える問題より、
わかった気になって間違える問題の方が多いです。
単語を見た瞬間に、
・分類する
・予測する
・確定する
この流れを、無意識に行なってしまいます。
そして一度確定すると、
「その結論に合わせて」
都合の良いように解釈されます。
この、
理解したつもりが危険です。
戻り先
「これ、見たことある」
と思った瞬間があったら、
一度止まってください。
「今、問題文を読んで判断したのか、それとも単語で判断したのか」
に戻ります。
この確認だけで、
すべての宅建問題で共通する戻り先です。
まとめ
今回のミスは、
知識がなかったからではありません。
単語を見た瞬間に、
「理解した」と思い込んだことが原因でした。
宅建では、
理解の速さより、
確定の遅さの方が重要です。
「わかった」と思った瞬間こそ、
一度立ち止まる。
これが、
判断を安定させるための戻り先になります。
迷ったときの判断の戻り先は、こちらにまとめています。